清水富美加抜けた重圧告白


宗教団体『幸福の科学』へ出家した清水富美加(22)と、女優の飯豊まりえ(19)のW主演映画『暗黒女子』の初日舞台あいさつが1日、都内で行われた。満席の劇場を眺め「無事に初日を迎えました!」と笑顔で封切りを喜んだ飯豊だが、騒動中の“重圧”を涙ながらに明かす一幕もあった。

清水の出家騒動で“お蔵入り”も危惧されていたが、騒動後の公開前イベントも予定通り開催され、きょうの初日公開に至った。メガホンを取った耶雲哉治監督は「公開できて本当によかった」と安堵。またキャスト陣、特に主演の飯豊に対して、サプライズで感謝の手紙を読み上げた。

 「主演の一人である清水富美加ちゃんが残念ながらこの場にいません。そのことにとても寂しく思っています。あれから約2ヶ月間、この映画の公開を心配する声をたくさん聞きました。公開が決まっても大体的な宣伝プロモーションができませんでした」。耶雲監督は、騒動に対しても赤裸々につづり「また取り沙汰されるのは映画の内容のことでもありませんでした。皆さんは複雑な気持ちだったと思います」と続けた。

 それでも雑音にも負けず、奮闘するキャスト陣へ「皆さんの頑張りには、この映画に関わるすべてのスタッフがうれしく思っています。ありがとうございました」と感謝し「誰よりも苦労した飯豊まりえちゃんは、大変な主演の責任を懸命に果たしました。飯豊まりえは本当の女優になった。本当に男前になりました。自信を持ってください」と、ねぎらった。

 監督の言葉に思わず涙をこぼした飯豊は「(オファーを受けて)最初にすごく不安だったんですけど、富美加ちゃんに甘えようと思っていた」と当時を回顧。しかし思わぬ事態となり「自分が一人で走らなきゃいけないってなった時、いつもの自分だと『無理』と思っちゃうけど、どこかで富美加ちゃんのために自分が頑張らなきゃと思ってここまで来ました」と、これまで溜め込んできた言葉を吐き出した。

 観客からあたたかい拍手を浴び、同作が台湾での上映が決定したと吉報も。飯豊は涙を拭い「最初は公開できなくなったらどうしようと不安に思った時もあった。でもきっと富美加ちゃんもニュースを見て伝わっていると思う。この場に立ててこういう風に話せてよかった」と前を向いた。

 同作は秋吉理香子氏の同名ミステリー小説を実写映画化。聖母マリア女子高等学院で、全校生徒の憧れの存在・白石いつみ(飯豊)が、校舎の屋上から謎の転落死を遂げる。いつみから文学サークルの会長を引き継いだ親友の澄川小百合(清水)は「白石いつみの死」をテーマに部員たちが書いた物語を朗読する定例会を開催し、部員たちはそれぞれ「犯人」を告発する作品を発表していく裏切りのエンターテインメント。

 舞台あいさつにはそのほか、清野菜名(22)、玉城ティナ(19)、小島梨里杏(23)、平祐奈(18)、千葉雄大(28)が出席した。

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